こんにちは、たくみです。
今回は生活クラブの完全解説になります。
どこの生協を利用しようかお悩みの方の参考になれば幸いです。
結論からお伝えすると、、
生活クラブは生協で最も品質が高く、最も生協らしい生協です。
この記事でわかること
- 生活クラブの特徴
- メリット・デメリット
- オススメの商品
- オススメの方
記事の根拠
筆者は前職で生協の配達、営業(新規開拓)、共済(保証商品)を10年以上に渡って経験しています。
もちろん、自宅では今現在も生協を活用しています。生協の中も外も熟知しています。
たぶん、元職員が書くのは日本初じゃないかな?と勝手に思ってます。
【生活クラブ】どんな生協?特徴を完全解説

先に結論からお伝えしちゃいますと…生活クラブとは!
- 生協で最も厳しい独自基準
- 品質が生協でNo.1
- 価格も生協でNo.1(高い)
- 最も生協らしい生協
になります。それぞれ解説していきますね!
特徴
生協で最も厳しい独自基準
日本で使用が認められている添加物って…何種類あるかわかりますか?
ほとんどの方は…わかりませんよね(笑)
実は約1,500種類もあるんです。
天然香料、一般飲食物(普通に食べれるけど添加物としても使うもの)を除くと
828品目になるそうです。
その中で生活クラブが使っていいとしているのは…なんと86品だけ!!
これ、わたしが元生協職員だからわかることかもですが
生産者のとんでもない努力と理解がないと成り立ちません。
普通のお店ではまずできませんし、できたとしても利益にならないのでやりません。
生活クラブの原則に次の3つがあります。
・不要なものは使用しない
・使用したものはすべて公開する
ここに全てが現れていますよね!
最も生協らしい生協
生協って元々、「みんなで買って、みんなでわけあおう」っていう組織なんです。
なぜ、みんなで買うか?
安心、安全なものを生産することはどうしてもコストが掛かりますから、生産者としては買ってくれる人がいるとわかっていれば安心して生産しやすいですよね。
まとめて買った方が安いですし、生産者からしても買い手が決まっていればうれしいわけです。
買い手はこういう商品が欲しい、生産者は作りたいけど買い手がいない
ここをうまく結んでいるのが生協なんですね。
生協が非営利となっているのはこういった背景もあります。
生活クラブは生協の根っこの考え方が他の生協よりも残っています。
例えば、商品のことを売買によって利益を得ることを目的としないことから、「消費材(しょうひざい)」とよんだりします。
また、機関誌購読料として毎月100円を集めたり、まち活動費をエリアによって年1~2回(数百円)を集めたりと組合員が運営している感が強いです。
他の生協では組合員といえど、1人のお客さんというスタンスの方がほとんどですが、生活クラブには自分たちがよくして行くんだ!という熱心な組合員が多いです。
なので情熱を持って利用している方が多い分、生協らしさも色濃く残っています。
デメリット
次にデメリットを見ていきましょう。
商品数は少なめ
こだわり抜いて生産されるので数は少なくなります。
生活クラブは毎週約600品がラインナップされています。
他の生協だと…
パルシステムが2,000品
コープデリが8,000品
なのでかなり少なめですね。
なので、必要なものを全て揃えるよりかは、本当にこだわりたいものだけ購入するのがいいですね!
価格も生協でNo.1(高い)
商品数と同様の理由で、価格も上がります。
ただ、品質に対してはかなり安いです。
同等レベルの品質をスーパーで買うとなるとかなり高級なデパートクラスになります。
生産者からまとめて一括購入しているおかげで、価格は市場より抑えられていますが、
スーパーの価格に慣れている方だとやや抵抗があるかもです。
人気の商品
マヨネーズ

ケチャップ

利用している方から、ほぼ間違いなくマヨネーズ&ケチャップオススメされますね(笑)
わたしも好きなのでよく購入しています!(店舗で…。)
牛乳

パスチャライズド牛乳
72℃で15秒間のパスチャライズド殺菌。熱による成分の変性が少なく、さらっとしてほんのりした甘み。
ノンホモ牛乳
脂肪分のホモジナイズ(均質化)処理をしないで製造。生乳に近い、まろやかな風味。
初めて聞く方も多いのでは…?簡単に言うと、生乳により近い牛乳ってことです!
しかも、瓶詰めされた牛乳ってあんまり買えないですよね!
見た目にもおいしそう♪
豚肉

平田牧場 三元豚は全国民必食の豚肉。
精肉から自宅に届くまで一度も冷凍されていないので鮮度が全然違います。
今までのお肉とは一体…と思うほどおいしいです。
オススメの方
・価格よりも品質を重視する
・これだけはこだわりたい!ってものがある
・生協の組合員活動にも興味がある
(産地見学、商品開発など)
こだわりが強ければ強いほど、多ければ多い方ほど生活クラブにはマッチしますよ♪
一方で、、
・価格はできるだけ抑えたい
・初めて生協を利用する
こういった方にはハマらないかもです…。
まとめ
生活クラブについてまとめます。
・特徴
・最も生協らしい生協で熱心な組合員が多い
・価格は高め
・人気の商品
・牛乳(パスチャライズド、ノンホモ)
・豚肉(平田牧場)
オススメな方
・これだけはこだわりたい!ってものがある
・生協の組合員活動にも興味がある
(産地見学、商品開発など)
・おまけ
実は…生活クラブとパルシステムを併用する方がとても多いんですね。
こだわり商品は生活クラブで購入して、ちょっとこだわりたい商品はパルシステムで
みたいな方が非常に多いです。
特徴が似ているので、両方の足りない部分を補足できるのが併用の理由だと思います。
パルシステムが気になる方はこちらもどうぞ♪
今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント