こんにちは、たくみです。
今回はお肉の話です。
お肉の定義ですが、精肉(牛肉、豚肉など)と加工肉(ハム、ウインナーなど)になります。
結論から言うと、生協とスーパーのお肉の違いは品質と添加物です。
理由について記事内で詳細に説明していますが、今回は聞きなれない単語がいくつか出てくると思います。
でも、安心してください♪かみ砕いて、わかりやすく説明しています!
普段、何気なく食べているお肉の秘密がきっと見えてくると思いますよ!
最後までお付き合い頂けたらうれしいです♪
この記事を読んでわかること
- 生協とスーパーのお肉の違い
- 生協のお肉の特徴
- お肉がオススメの生協
記事の根拠
筆者は前職で生協の配達、営業(新規開拓)、共済(保証商品)を10年以上に渡って経験しています。
もちろん、自宅では今現在も生協を活用しています。生協の中も外も熟知しています。
たぶん、元職員が書くのは日本初じゃないかな?と勝手に思ってます。
【生協のお肉】と【スーパーのお肉】何が違うの?
冒頭でお伝えしたことを少し深掘りしていきます。
品質と添加物の具体的に何が違うのか?です。
生協のお肉とは・・・
・精肉はガス充填パックで鮮度を保ち、加工から1度も冷凍していない冷蔵肉
・加工肉は発色剤、結着材を添加物を使わない無塩せき製法
これだけ聞いてもピンときませんよね!
わかりやすくかみ砕きながら説明していきます♪
生協のお肉の特徴
精肉と加工肉に分けてご紹介しています。
特徴を端的に言うと、、
精肉:お肉本来のおいしさが味わえる
→おいしさと鮮度を保つための工夫されているため
加工肉:安心、安全な加工肉が食べられる
→余分な添加物(人体にリスクがある)を使わない製法
になります。
詳しくはこちらです!
① 完全チルドの冷蔵肉
加工するの段階から1度も冷凍されていないお肉が届きます。

スーパーのお肉も冷蔵で売ってるよね?
特別なことでもないんじゃない??
このように思う方もいるかと思います。
大事なのは、「1度も冷凍されていない」という所です!
一般的には品質管理や輸送の関係上、1度冷凍されることが多いです。
そして解凍後に店頭に並ぶ、あるいは自宅で解凍することもあるかと思います。
しかし、1度冷凍した後に解凍すると、お肉の風味や味はかなり落ちます。
解凍する際にドリップと呼ばれる汁が出るのが原因です。
実はこれ…せっかくの旨味が抜け落ちているんです。
スーパーでお肉を見ると白いトレーに赤い汁が端っこの方に溜まっていたりするやつです。

生協の精肉は一度も冷凍していないので、ドリップが出にくいんです。
つまり、お肉のおいしさがそのまま味わえる!ということです♪
② ガスパック包装
パック内の空気を抜き取り、鮮度保持のため不活性ガスで密閉した包装です。
お肉は空気に触れるとどんどん鮮度が落ちて行きます。
なので、生協では空気に触れる時間を極力減らす工夫として「ガスパック包装」がされています。
例として、パルシステムのお肉で見てみましょう♪

ガスは目に見えないのでアレですが…(笑)
透明なトレーの中に、不活性ガスとして、炭酸ガスが入ってます。

自宅に届くまでに品質が保たれるよう、工夫がされています!
このようにして、生協のお肉は品質と鮮度を保ったまま自宅に届きます♪
実際に調理してみると、ハッキリと違いがわかるのですが
・焼いても丸まらない
・煮込んでも固くならない
・くさみが少ない
お肉本来のおいしさが味わえますよ♪

左が一般的な製法のハム、右が生活クラブのハムです。
ハムの色の違い…わかりますかね?
左のハムは見慣れた色だと思いますが、右のハムは…チャーシューかな?
っていうくらい色が違いますよね!
色が違う理由は発色剤(亜硝酸Na)です。
実はいつも見慣れたピンク色になるのは、発色剤を使っているからです。
本来のハムの色は生活クラブのような色なんです!
※発色剤(亜硝酸Na)=亜硝酸ナトリウム
殺菌して食中毒を防ぐためのもですが、発がん性のリスクがあると言われています。
② 無塩せき製法

先ほどの生活クラブのハムの写真のアップ画像です。
「無塩せきハム」ってありますよね?
発色剤として使用されていた亜硝酸Naを使わないで作る製法を「無塩せき」って言います。
最近はスーパーでも割と見かけるようになりました。
ただ、無塩せき=無添加というわけではありません。
加工肉にはその他にも様々な添加物が使用されています。
「無添加のハム、ソーセージを作るとしたら…それはただのゆで肉、しゃぶしゃぶと同じ」
こちらの記事を参照
と言われるほど、添加物なくしてハム、ソーセージはできないのです。
肉だけでは保水力、結着力がないのでパサパサ、ボロボロ
安価な肉だと旨味がないのでおいしくない
などの問題が出てきます。
それを解決するために
保水力、結着力補強するリン酸塩
うまみを補う化学調味料などが使われることがあります。
ですが、多くの生協ではそうした添加物を自然の食品に代替えするなどして
極力、添加物を使わないハム、ソーセージ作りを目指しています。
その根幹にあるものが、お肉本来の味が味わえる生協のお肉なんです。
元がおいしくなければ、添加物をたくさん使わないとおいしくなりません。
添加物を極力使わなくても、おいしいハム、ソーセージができるのは
お肉がおいしいことの証明なのです!
お肉がオススメの生協
① パルシステム
こめ豚

お米を飼料に混ぜて育てています。
もともとは飼料の国内使用率を上げるため、お米を混ぜることにしたんですが
副産物として味に甘みが増し、あっさりとしたそうです。
こめ豚は他の生協でも購入できますが、飼料に配合しているお米の割合はパルシステムが最も高い(30%)です。
個人的には、真のこめ豚だと思ってます(笑)
ハム・ソーセージ

もちろん、無塩せきのハムやソーセージ。
年間約600万パック(シングルパック換算)も売れている超人気商品です。
冷蔵肉から添加物をなるべく使わず加工していています。
ずっしりとした食べ応えが魅力。味はお肉に近いです。
パルシステムについて詳しくはこちら♪
② 東都生協
北里八雲有機牛

日本初の有機畜産 有機北里八雲牛
有機畜産とは3年間、農薬や化学肥料を一切使わない草地で栽培された飼料を食べる家畜を定められた方法。「有機の畜産」が購入できるのは東都生協だけです。
ちょっと普段の牛肉より値段は上がりますが、ハレノヒに食べたいお肉です!
東都生協について詳しくはこちら♪
今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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